由緒正しい安産祈願のパワースポット。
県内はもちろん、関東一円、東北からも多くの人がお参りに訪れる。
「安産、子育て、子授けのお地蔵様」として知られる延生山城興寺。
県内はもちろん、関東一円、東北からも多くの人がお参りに訪れる。
「安産、子育て、子授けのお地蔵様」として知られる延生山城興寺。
地蔵信仰の総本山、延生山城興寺の境内には東大寺南大門の金剛力士像で知られる、仏師「運慶」の作品と伝えられている木造のお地蔵様や、山岡鉄舟の直筆の書もあり隠れた見どころいっぱいです。
法師「運慶」作の木製のお地蔵様。
境内の「子育地蔵堂」に安置されている木製のお地蔵様は東大寺南大門の金剛力士像で知られる、仏師「運慶」の作品です。8月24日は「日の出の御開帳」があり実際にそのお姿を拝めるみたい。前夜の23日は、関東三大夜まつりとして夜店が立ち並び、盆踊大会も開催されます。
由緒正しい「延生山城興寺」の寺名の由来
昔、あるみかどのお后がご懐妊したものの、お産の予定がきても一向に生まれる様子がありませんでした。
大変心配していたみかどの枕元に一人の僧侶が立ち、「女人の安産は地蔵菩薩の大きな願いのひとつじゃ。ひたすらこの地蔵を頼り拝みなされ。」と告げたました。夢からさめたみかどは地蔵菩薩を拝み続けたところ幾日もしないうちにお后は玉のような皇子を出産しました。その後、みかどは御礼として地蔵菩薩を作らせ、城興寺に安置させたというものです。
産み月が延びても安産だったのでその地を「延生」と名付け、お城は皇子が生まれて隆盛繁栄するであろうと寺の名前を「城興寺」と名付けました。
子育地蔵堂
このお堂の中に地元の人々に「延生のお地蔵さん」として親しまれ、安産・子育て・子授けの地蔵菩薩がまつられています。
境内の風景
うっそうとした木々にかこまれて神秘的な雰囲気です。
銅像の地蔵菩薩像
芳賀町の文化財に指定されている銅像の地蔵菩薩像です。さすがは地蔵菩薩信仰の総本山。
間引きの絵馬
産婦が生まれた子供を絞殺し、子供が地蔵菩薩に救いを求めている姿が描かれています。
民俗資料としてとっても貴重だそうです。
栃木県芳賀郡芳賀町下延生1641
028-678-0422 FAX.028-678-0389
AM8:30〜PM4:30